黒鯛編 > なぜ、船から釣れるのか?

現在、黒鯛を数多く釣ろうと思っても、東京湾では思うように釣れません。
その理由は、東京湾の場合、立ち入り禁止の場所が多く、釣りの出来る場所が限られているからです。

この為、大勢の人々が一つの場所に集まるので、警戒心の強い黒鯛は人間の気配を感じる場所に近付かなくなります。
では、魚はどこに行ったのかと言うと、人の居ない沖の障害物で楽しく生活しています。


皆さん、ちょっと想像下さい。
あなたがもし魚だったら、怖い人間の集まる場所へゴハンを探しに行きますか?

そこが高級料理店(美味しいエサが沢山ある場所)で、価格が安く『食い放題』でも、『命と引き換えに』と考えると恐ろしくて近付けないのではないでしょうか?

船で沖へ出ると、人間の気配を感じる事のない障害物(魚の家)が沢山あります。
ここには、警戒心の少ない魚が生活しています。

この場所にエサを落としたらドオナルと思いますか?
そう、釣れるのです。


「エサを落とせば必ず釣れるのか?」と聞かれると、実際には魚が居ても釣り方が悪いと釣れません。

また、船を保有されている方は、「魚が見えるのに何で釣れないんだろう?」と悩んだり、「ここには攻めても魚の反応が無い。 魚が居ないんだな!」と決め付けているケースは多いと思います。

しかし、釣り方を変えるとアラ不思議、『スゲ~!』の連続となります。

ウキウキさせる内容ばかり書いていますが、実際、「必ず釣れるのか?」と聞かれると、「条件しだいですね!」となってしまうのが自然の恐ろしさです。

例えば、昨日は5時間で、40の黒鯛が20匹と、45~50cmの黒鯛が20匹釣れたと考えてください。

今日も楽しい釣りだできると思いウキウキして出船すると、「エッ! 黒鯛がたった10匹しか釣れない!」、「アレレ?」となります。
しかし、この逆も多々ありますので、大自然の恵みを得る事ができるかは運しだいです。


この釣りをはじめた当初、魚が船の存在をどのように認識するか心配でした。
釣果を重ねる事でわかった結論は、魚は船の存在を海に浮かんでいる材木などのゴミと認識しているという答えでした。
なので、魚の生息する障害物に近づいても、なんら問題ないという事です。

但し、この釣り方にも重大な問題点があります。
それは、海水のニゴリが薄いと魚から人間の姿が丸見えとなる関係から魚に警戒され、釣果が非常に悪くなり、ボーズになる危険性が高くなる事です。

逆に茶色いニゴリがある場合は釣果が良く、5時間の釣りでアタリの数が100~200発ある事は良くあります。
この様に海水のニゴリで釣果が変動してしまうのが、船からの落し込み釣りの欠点となります。

当船ではこの問題点を解消するために、ご予約を頂いたお客さまに『前日までの状況と当日予想できる釣果』を説明し、出船するか・キャンセルするかの判断をして頂く営業スタイルをとっております。