10月20日(火)  
エサ釣り・真鯛  青木の爺様


■真鯛 = 7匹 最大級:69cm(3.9kg) 福の神さん

□サイズ:200〜300g×3匹/700g/1kg/1.1kg/69cm(3.9kg)
□アタリ:真鯛か外道か判断できないアタリが20〜30発
□バラシ:1匹(福の神さんがブッチン 2kg以上のサイズ)

青木の爺様= 3匹
福の神さん= 4匹



■この日の題名: 真鯛のアタリ、多くなる? いやいや、外道のアタリかも?
この日は真鯛狙いで出船。
北西の風がヤヤ強で、真鯛狙いに行きたくても行けないご予約×?回。

そう、一般的な大型の遊漁船ではないので、風速が5mを超えると真鯛狙いに行けないのである。
この日は久しぶりのナギの予報だったので出船が可能となりました。

前半に200gと1kgをキャッチし気合が入るも、その後はシーンの連続。
極小さなアタリがありエサはたまにヤラレるが、真鯛にヤラレたのか外道なのかは不明。
実際、カサゴ×4匹+フグ×2匹釣れたので、チイサイズの真鯛なのか外道かわからないのである。

後半、青木の爺様が連続ヒット&キャッチ(300gと1.1kg)し、「地合いが来たぞ〜!」と気合が入る。
その15分ぐらい後に私が700gをキャッチ!
それから少し間を開けて私と青木の爺様が1匹づつキャッチし終了となりました。

この日のドラマは、私がヤリトリの最中にライングレイクした事。
15秒ほどヤリトリしてからのブッチンだったので、ヒットした真鯛の推定サイズは2kg以上だった。

切れたのはPEライン。
原因は、多分、リーダーとPEの結び目から切れたのだと思う。

現在使用しているPEラインは、ダイヤフィッシングの『一つテンヤ専用ラインPE レシオ 1号』で、ラインのカラーがホワイトなので、太陽ギラギラでまぶしい時にも見やすい。
ただ、一般的なPEラインのような色分けがないので、どこから切れたのかは不明なのである。

参考までに記載しますが、このPEラインは私のお気に入りで、大物のサメちゃんやエイちゃんを、ドラグを使用せずリールフリーを状態で、ハリスの限界で引っ張りっこするヤリトリでも切れたことがなく、その強さを信頼している商品です。(私は普段からリールのドラグを使う釣りをしない)

なので、ブッチンした原因を、己のミス&PEラインのせいにしたくなかった。
で、この時に使用していたテンヤは、常連のお客さまであるナベちゃんがが自作した『なべちゃんテンヤ』。
「そうだ! なべちゃんのテンヤのせいにしよう!」と、翌日に苦情の電話をした。

福神:オハー、昨日、なべちゃんのせいで散々だったよ!
なべ:俺、何かした?
福神:昨日、『なべちゃんテンヤ』使ったせいで、ブッチンしちゃったよ! サイズは2kg以上のヤツ! やっぱ、使わなければよかったよ! も〜!
なべ:えっ、どこから切れたの?

福神:多分、リーダーとPEの結び目部分だと思うけど・・・。
なべ:それ、テンヤのせいじゃないじゃん!
福神:そう、そうなの? アハハ・・・
なべ:なにバカなこと言ってるんだか、俺が作成したテンヤが壊れたんなら文句を言われても仕方がないけど・・・。

福神:ふ〜〜ん。
ナベ:PEのどの辺からきれたの?
福神:ホワイト一色(5m毎に赤のマーク付き)のラインだから、どこから切れたかはわからないけど、切れた後に回収したラインの長さから考えると、多分、リーダーの結び目部分からだと思う。

福神:今まで、リールのドラグを使わないで、サメちゃんやエイちゃんを、リーダー(ハリス)の限界を感じながら超強引に引っ張り上げていたけど、リーダーの結び目部分から切れたことはないんだよね〜。
でも、今回はそんなに強引に引っ張っていないのに切れちゃった。

なべ:切れたのって、3.9kg釣った後?
福神:釣る前だけど。

なべ:切れたリールに巻いてあるリーダー、まめに結び直している?
福神:ここしばらく結び直していないけど・・・。

なべ:それが原因ですよ! 俺は1回釣りで使用する度に結び直しているよ! まあ、釣れえなかった時はそのままだけどね!
福神:そんなにマメに結ぶ直しているんだ〜。
黒鯛狙いじゃ〜適当で、バラシの王様のナベちゃんなのに、らしくなよね!

なべ:失礼な! まあ、黒鯛狙いでは、普通にチェックしていれば良いんです。
アタリは多いし、ヒットするまでが楽しいのであって、バラシてもいいんです。
キャッチすると築地に市場で売られ、人間のお腹の中に入る羽目になるんだから・・・。

なべ:てゆうか、真鯛狙いじゃPEとリーダーの結び目部分をマメに結び直すのが常識ですよ!
細いPEラインで大鯛狙うんだから、常に日本記録狙えるようにしておかなければね!

福神:そうなんだ〜。
黒鯛釣りでも、その気持ちがあれば、過去にヒットさせた大物、何匹キャッチできたのだろうか?
とはいっても、真鯛狙いと違って障害物の真横を細いハリスで狙うんだから、障害物に回られ切られる危険性は非常に高い。
何といっても、強引に引っ張りっこするとハリスが切れちゃうんだからね!
そう考えると、真鯛はキャッチ率が高いよな〜。

なべ:田村さん、黒鯛釣りじゃ、「1匹釣ったら針先のチェック、ハリの結び目チェックとギュっと強く引っ張って強度テスト、ハリスに傷がないかチャック、ヨリモドシを使っている時には、ヨリモドシの結び目に負荷がかかるから結び直せとか、ラインブレイクしないコツを乗船したお客さんに指導しているくせに、真鯛狙いじゃミスが多いよね!

福神:アイタタタタタ・・・・確かに真鯛ではミスが多いよな〜。
つまんないことでバラシたりブッチンしたり、まだまだ経験が足りないみたい。
チェックは黒鯛狙いと一緒+PEとリーダー結び直し、了解・了解。

福神:まあ、1匹釣ったらテンヤの針先チェック、孫張りのハリスの傷チェック、テンヤとリーダー(ハリス)の結び目周辺の傷チェックはしているし、1kg以上のサイズが釣れたらヨリモドシの結び目を結び直す事はしているけど、PEとリーダーの結び目を結び直す習慣はなかった。
これからは、魚が釣れた釣行の後はリーダー交換を兼ねて結び直すようにしよう。

なべ:このサイトを見ている釣り師へ一言。
東京湾で真鯛をキャッチした時、リーダー(ハリス)に傷が付くことが時々ある。
理由はわからないけど、1匹キャッチしたらテンヤから1mぐらいのところまで必ずチェックした方が良いですよ!

なべ:それと、チャックを怠りがちなのが孫張りのハリス。
1匹キャッチした後や、根ガカリした時に傷が付くことがあるのでチェックした方が良いですよ!
外道のカサゴやフグがヒッチした時には、念入りにチェックすることをお勧めします。
それではバイチャ♪1