■5月28日 エサ釣り・黒鯛 & ルアー・シーバス  店長さん

ルアー・シーバス = ボーズ \(-o-)/

エサ釣り・黒鯛 =27匹 最大級=52cm(福の神さん)

店長さん=21匹
 キャッチ以外のアタリの数=29発
 50cm,49cm,49cm,48cm,48cm,47cm,47cm,47cm,47cm,46cm,46cm,45cm
 43cm,43cm,42cm,40cm,40cm,40cm,40cm,39cm,39cm

福の神さん=6匹
 キャッチ以外のアタリの数=7発
 52cm,50cm,47cm,45cm,45cm,44cm







この日の題名:ダークサイドに落ちる
当船のサイトを見ている方はきっと思うはず。

黒鯛のアタリの数が多いのに、キャッチしているクロダイの数が少なすぎると・・・。
「あの釣り人、ヘタッピじゃん!」、「俺の腕前なら、半分以上キャッチしているぜ!」と・・・。

しかし、そう上手くキャッチできないのが船からの落とし込み釣り。
堤防からの釣りと違い、竿を上げる時の聞きアワセの角度が、船と障害物との位置や距離により様々となる。

それと、その日のクロちゃんの活性でハリ掛の良い日もあれば悪い日もある。
また、釣り人が使う竿の調子や長さによってもバラシの数が変化する。

釣り人は、ハリの種類や大きさを変えながらバラシを減らす努力をするが、良い結果が出る時もあれば、一向に改善しない時もある。
そして、キャッチしやすいパターンを見つけた時は良い釣果に恵まれる嬉しさもある。


キャッチできなかった時のアタリの数で、一番多いのはスッポヌケ!
その次がエサ潰されか、やり取りの最中のハリ外れとなる。

では、なぜスッポヌケが多いか考えた時、水中に見えるクロダイがエサをくわえた時の行動を見ると納得ができる。
クロダイは発見したエサを口を開いてくわえる。

この時、ごく普通に口を開いて閉じるだけなので、口の中が骨だらけの魚だからハリの掛かりどころが悪いと抜けてしまう。

話では、関西のチヌ落とし込み釣りではバラシが非常に少ないとの事。
そして、キャッチした殆どの魚が唇やカンヌキにハリが掛かっているとの事。

以前、黒鯛の捕食シーンの写真を見たことがあるが、その写真のクロダイは唇をビニュヨ〜ンと伸ばして捕食するとの説明だったが、関東のクロダイが水中で捕食するシーンを見ても唇は伸びない。

常識に考えると、唇が伸びればハリ掛が良いはず。
もしかすると、関東のクロダイもキャッチ数が多い時は唇を伸ばしているのかもしれませんね!


そんな話はさておき、この日の店長さんはいつになく絶好調!
そう、バラシが少ないのである。

10匹釣ってキャッチ以外のアタリの数が7発!
「今日の調子の良さなら20匹越えも?」と思っていた時に、なべちゃんから電話が・・・。

 「マイ・マスター、釣れていますか?」
  「マイ・マスター? って店長さんの事?」
 「そうそう、前回の乗船で俺もバラシの王様になっちゃったから、王様の弟子になった!」
     「なので、店長さんはマイ・マスター ヨーダ」
  「なるほど、でも緑色のちんちくりんなヨーダでは可哀そうじゃない?」
     「これでしょ」

  
 「じゃ〜、オビ=ワン・ケノービにしよう」
       

  「アハハ、まあ、オビワンならね〜、で、今のところナベちゃんのマスターはバラシが少ないです」
 「オ〜〜、珍しい事もあるな〜、でも、気を抜くとダークサイトに落ちちゃう可能性があるので、『油断しないようにと』伝えてください。
     「それでは、一杯釣れることを祈っています♪ フォースと共にあらんことを!」
  「ではでは、アッ、食った! ナベちゃん、もしもし、切れちゃった!」
  「アッ、バラシちゃった!」
 「クソ〜〜、このバラシを予言するような電話だったな〜」

 その後、私がヤリトリの最中にバラシ、店長さんがバラシとスッポヌケが続く展開となる。

 「なにが『フォースと共にあらんことを!』だよ! あの電話で、ダークサイトに落ちちゃったじゃないか! ブツブツ・・・」
  「そう言えば、オビ=ワン・ケノービの弟子だったアナキンはダークサイドに落ち、ダースベイダーになっちゃったんだよな〜」
     「てっことは、オビワンの店長さんの弟子であるアナキン(ダースベイダー)ことナベちゃんは、命を落とす寸前までダークサイドに居座ることになる?」
 「今後のナベちゃんは、俺よりも凄いバラシの王様になるかもね! ハッハッハァ・・・」