■10月17日(水) 漁師のお仕事&状況調査


■ルアー・シーバス ナイトゲーム= 5匹だったかな〜?
 +30〜40cm前後の放流サイズ= 入れ食い
□サイズ=50〜57cm×5匹?
□バイト&バラシ=少ないが、ガキンチョ入れ食いのポイントでは多発!


■ルアー・シーバス デイゲーム= 35匹ぐらい
 +40cm前後の放流サイズ= 30匹以上(普通にキャッチしていれば 60匹以上)

□サイズ=50cm前後×20匹ぐらい 55cm前後×10匹ぐらい 60cm前後×5匹ぐらい
□バラシ=全体的に少なく自分が天才だと思った。
 但し、40cm級のガキンチョが多かった場所はバラシ&バイト多発!


■この日の題名: 前日に引き続き、漁師のお仕事&状況調査
当船は黒鯛狙いのお客さまは多いが、ルアー・シーバスのお客さまは非常に少ない。

ご予約があればシーバスを釣らせる自信があるのだが、ご予約が無い時には漁師のお仕事となる。
アハハ・・・

釣り船の仕事をはじめた当初は、魚をリリースせずにキープし、漁港に卸すシステムがルアーマンに人気が無い理由だと思っていたのですが、実際はそうではなかった。

なぜならば、同業のルアー船の連中も、私の真似をし同じ漁港に魚を卸す様になったから。
その数、4業者。

しかし、その4業者はルアーの人気がある。
ムムム・・・当船が人気の無い理由は???

料金が高い?
それとも、一般的な釣り船が行なう鳥山狙いやシャロー狙いなどルアーをキャストさえできれば誰でも釣れる釣りを好まないから?

えっ? なぜか?
だって、障害物も何もないポイントへ5回ぐらいキャストして釣れないと飽きてしまう。
ウ〜ン、緊張感が続かない釣りは我慢できないんですよね〜。

なので、釣れないとポイントをガンガン移動する。
もちろん、移動を繰り返すと燃料の消費も多いが、移動が大当たりする事も多いので、移動しシーバスの群れが入っているストラクチャーをさがす釣りをします。
とは言え、鳥山が近くで出ている時には積極的に狙いますけどね!

ストラクチャー狙いの釣りは、ルアーをキャストし、狙い通りのピンポイントで魚をヒットさせると超楽しいんです。

それに、障害物からルアーを追って来る姿が見える事が多いし、ルアーへのバイトシーンを見やすいロケーションのポイントも多い。
それに・それに、ルアーの種類やカラー・アクションなど、釣り方や狙い方が悪いと釣れなかったり、ある方ばかり釣れたりと、釣果に差がでるのが大変面白いんです。

「なぜ、自分は一緒に乗船した相棒よりヒット率が悪いんだろう?」
「なぜ、55〜65cm級がヒットせずに、50cm前後の魚ばかりなのだろう?」

「なぜ、自分より後からキャストする船頭に釣られてしまうんだろう? (~o~)v」
など、ルアー・フィッシングが他人より上手くなる秘訣満載の釣りなんだけどな〜。

まあ、当船が人気がないのは、俺の顔が悪いからかなんだろうな〜
 

で、この日は前日とは違うナイトゲームのポイントをアチコチ調査。
ポイントによっては50〜55cm級が入っているが、ガキンチョのオンパレード&入れ食いのポイントも多い。

また、ポツポツとバイトがあるが、全て40cm前後のセイコちゃんばかりのポイントもある。
まあ、釣れるのは良いけど、魚を釣るより魚からフックを外すほうが手間が掛かる。
それに、幼児虐待で心が痛いし・・・。

エッ? 「幼児虐待、漁師の言葉とは思えない!」 ですか?
ハッハッハァ・・・、確かにね!

でも、40cm前後の魚はリリースし、将来大きくなる事を祈る心は持っているんですよ!
とは言え、フックを外す時に血が出た魚はキープしますけどね!
で、デイゲーム。
前日に沢山釣れたポイントとは別の場所からスタート。

この日は、無風ベタナギでしたが、セイコちゃんのオンパレードからスタート。
どこを攻めてもルアーにガンガンアタックしてくる。

で、できるだけヒット率の悪いポイントを狙い、セイコちゃんを釣らない様にしながらの釣りを実行し、50〜55cmぐらいの魚を10匹ほどキャッチした。

で、釣れたはのはいいが粘る価値がなさそうなので移動。
お客さまが乗船していれば、ボートフッッシングの楽しさを体験させるのには、最高のロケーションだった。

で、ポイント移動を繰り返しキャッチ数を伸ばす。
で、とあるポイント。
2日前、お客さまのモモちゃんが70cm級をバラシたポイントを攻めていると、まずは50cmぐらいのをキャッチ!

その次が、なななんと69.5cm、まあ70cmだった。
この魚、モモちゃんがハラシた魚かな〜?
ムムム・・・、そんな調子の良い事あるかな〜?

でも、同じストラクチャー。
常連のお客さまとモモちゃんは知っているけど、それほど大きな障害物ではない。
まあ、モモちゃんの敵をとった事にしておこう。

その話をモモちゃんに話したら悔しがっていたのは当然の事。
で、この後の釣果にUPするが、28日(日)、同じストラクチャーをモモちゃんとヨシダッチさんとで攻めた。

すると、ワンキャスト目、お二人はノーバイト!
3番目にキャストした私に、なななんと、またしても70cm級がヒット!

で、お二人が「うそ〜、今、チラっと魚が見えたけどデカそうだね!」と悔しがる顔を見て、『村田基さん』の真似をし、「イエ〜イ、ヤリ〜ィ!」とはしゃぎながらヤリトリをし、無事に70cmジャストをキャッチした。

この詳細は後日・・・。

で、この日は数は沢山釣ったがキープした魚は少なく、合計で40匹ぐらいとなった。
魚を卸す漁港が終了となる前に帰港したのだが、なんと、業者が居ない!
アレ? と思いTELしたら、「今日は巻き網は取れず・底引き網はお休み・他のボートは釣れなで終了した」との事。

なぁ〜んだ、それならTELしておけば良かった。
それに、ポツポツ釣れていたので、もっと粘れば良かったとガックシ、肩を落とす。
「まあ、翌日も漁師のお仕事でガンバれば良いか!」と気合を入れて帰港した。