■10月14日(木) エサ釣り 黒鯛 弟子見習さん

■黒鯛= 3匹

□弟子見習さん= 2匹(46,43cm)
 バラシ=5匹/スッポヌケ=4匹/ブッチン=4匹

□福の神さん= 1匹(45cm)
 バラシ=1匹/スッポヌケ=2匹/ブッチン=1匹



■この日の題名: 久しぶりに挑戦する船からの落とし込み釣り
今年の黒鯛狙いは終盤に近づくもポツポツ釣れていたので、「この日も楽しい釣りができるかも」と期待し出船した。

しかし結果は、クロちゃんにやられっぱなしで釣果を伸ばすことができずトホホな釣果で終わってしまう。
いや〜、残念でした。
まあ、確実な黒鯛のアタリが15回あったのだから運が良かったと考えるべきかも。(~o~)b


今年の弟子見習さんは、乗合船にてマダイ・イカ・マゴチ狙いばかりしていたそうで、黒鯛釣りの勘が狂ったとボヤいていた。
アハハ・・・
弟子見習さんの釣姿を見ていて、確かにそれは一理あると感じたのでチョットご紹介しましょう。

目の前に広がる黒鯛の釣れそうなポイント。
魚を確実にキャッチしやすいポイントを狙えば良いのに、お客さんが自分一人だからアッチもコッチも狙いたくなる。

で、ご丁寧に、ヒットした黒鯛が障害物に回られ切られる危険性の高い体勢(投入位置の問題)になってから仕掛けを投入するので、必然的に黒鯛を障害物から引き離すことができず切られる。
極普通に早目・早めに狙えば切られなくて済むのに!

まあ、この気持ちは良くわかるんです。
相棒が一緒に乗船していれば、自分が狙えなかった釣れそうなポイントを相棒に譲る事ができるのですが、一人だと欲が出るのでアッチもコッチも狙いたくなっちゃうんです。
その結果がブッチン×4回。

そう、私がお教えする基本行動を実践すれば良いのですが、1年に数回乗船する方には無理であることは理解しています。
まあ、何度となく痛い目にあい経験を積むしかないと思います。
 

この切られる危険性の高いポイントを狙う行動は常連のお客さま全てに言える事で、ワザワザこの切られる場所を狙う傾向があるのです。

で、運良くキャッチできることもありますが、「ヤッパ切られた」となります。
また、仕掛けの根ガカリも多くなる事から、結果、自ら仕掛けを結び直す無駄な時間を増やす結果となります。

なぜ、この様な危険な場所を狙ってしまうかは、一匹でも多くの黒鯛を釣りたいのでアッチもコッチも狙いたくなるからです。

ではどうすれば切られないか?
その行動は簡単です。

いつも私が話している、早目・早目に(前に・前に)狙えば良いだけ。
そして、仕掛けを投入する前に、あそこで魚をヒットさせたら魚をどちらの方向へ誘導するかを常に考え、危険と感じたら狙うことを諦めたり、仕掛けを投入していれば深い水深まで探らず早めに上げれば良いだけなんです。

ちなみに、この考え方はテトラでの落とし込み釣での基本行動と同じです。
テトラでは、仕掛けを落とす前に魚がヒットしたらどの方向に誘導するかをあらかじめ推測します。

この為、テトラの形状を考え、仕掛けを落とす場所の選択から、魚を誘導しやすい釣り人の立ち位置を決めてから仕掛けを落とします。
なので、切られないで済むのです。

そうそう、テトラの釣り方について記載した黒鯛関係の文章を読んで頂ければ少しは理解しやすいと思いますので、早くUPしなければね〜。(~o~)b
黒鯛=4kgキャッチ