■6月4日(金) エサ釣り・黒鯛 弟子見習いさん

□黒鯛= 15匹  最大:50cm(弟子見習いさん)

□弟子見習いさん= 12匹
 50cm, 49cm, 48cm, 46cm, 45cm, 45cm, 45cm,
 44cm, 44cm, 43cm, 42cm, 33cm
 バラシ=19匹/スッポヌケ=13匹/エサ潰され=4回

□福の神さん= 3匹(47,41,40cm)
 バラシ=2匹/スッポヌケ=1匹/エサ潰され=2回/ブッチン=1匹



■船頭のボヤキ
いや〜、この日は黒鯛にヤラレました。
弟子見習いさんのヤラレた数には驚き!

この数以外に、根ガカリか魚かの判断ができない物があるのだから、それをプラスすると恐ろしい数の黒鯛がヒットした事になる。

いや〜、もったいない! 
とゆうか、こんな日に竿を出せるなんてウラヤマシイ!

ちなみに私もやられまくったが、操船をしながらの忙しい釣り。
仕掛け投入後、ラインをキッチリ見る暇もなく痛い目にあう。
まあ、しかたない。


黒鯛バトルは3匹VS3匹となり、弟子見習いさんに勝利する事を夢見たが、この後、風が強くなり竿を出すチャンスがなくなる。
で、繰船に専念! トホホホホ・・・

なので、普段私が竿を出すチャンスは一瞬だけ。
お客さまが一人の場合でも操船に専念しなければならない条件が多々ある。

そんな状況でも、ちょこっと竿を出し黒鯛を釣る私は天才!
でも、お客さまは、私の事をインチキ占い師やタヌキ船頭とバカにし、秘伝の技を伝授しているのに聞く耳を持たない。
で、教えた事を素直に実践しない。

なぜ?
私の説明がウソに思えるのかな〜。

こんなに高確率で黒鯛を釣るのに!
それとも、黒鯛師は『わが道をわが考え方で通す』方が多いからかな〜。


で、弟子見習いさん、やられまくったトータル数を聞きうなだれる。
いや〜、俺ってヘタクソと・・・。 アハハ・・・

ここで一言。
バラシ対策は乗船の際にお客さまに説明しています。
しかし、早く仕掛けを投入したい気持ちから、バラシ対策を実践しない方は多いです。
なので、バラシやスッポヌケが続いてしまう。

バラシ対策を対処中にバラシやスッポヌケが減ったら、釣果が何倍にもUPするのにもかかわらず、やられた状態の仕掛けのままの釣りを続けてしまう。

結果、キャッチした黒鯛の数よりオートリリースした黒鯛の数の方が増えてしまう。
私には信じられないことですが、それがその方の釣りスタイルなので何度も同じ事を言わないようにしています。

ちなみに、当船でやられた数を細かく公表する理由は、「釣り人にバラシを減らすにはどうすれば良いか?」を考えるきっかけになって欲しいからです。
そして次回の乗船の時に、自分なりに考えたバラシ対策を実践しキャッチ数を増やしてもらいたい。

東京湾の場合、一回の出船で50回以上アタリのある事はまれです。
この一生に一度あるかないかの幸運を生かすも殺すも皆さん自信なのです。


そうそう、お客さまと一緒に私が竿を出す場合はバラシ対策を行なう時間が取れません。
それば、仕掛けを変更する為に、その都度船をを止め釣りを中止する事になるからです。
お客さまからお金をもらっている以上、効率の悪い釣りは一切できませんので・・・。
なので、いつも一切妥協をすることなく操船に専念しています。

とは言え、お客さまが一人で乗船された場合で、竿を出せそうな条件では、船を付ける位置を普段よりヤヤ遠目に付けるので効率の悪い釣りになるのは確かですけど・・・。

それに、船頭はお客さまに対し、「エサを付けてくれ!ハリを結び直してくれ!」とウルサイ。
で、バラシやスッポヌケがあると、「お客さまの付けたエサが悪い」と文句をゆう。
アハハ、とんでもない船頭である。