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■11月6日(日)AM便 ルアー・シーバス わたちゃん
□ナイト・シーバス= 1匹 最大: 76cm(わたちゃん)+40cm前後の放流サイズ×30匹以上?
□デイ・シーバス= 22匹 最大: 74cm(福の神さん)+40cm前後の放流サイズ×20匹前後
サイズ: 60cmUP=4匹 / 55〜59cm=11匹 / 50〜54cm=5匹 / 45〜49cm=2匹
□この日の題名:二人ともバラシの王様
前日のシーバス狙いが大漁だったので、「この日も!」と思い気合を入れて出船。
しかし、結果はトホホで終わってしまう。
まあ、こんな事は日常茶飯事!
お客さまに良く言われる事ですが、「船長が気合が入っていると釣れない事が多い」なんて笑われます。
とは言え、ほんとは良い釣りができた可能性もあったのです。
ですが・・・、トホホの結果となったのは、題名の通り。(~o~)
まずは絶好調のナイトゲーム。
とあるポイント。
ファーストキャストでワタちゃんにノソノソと重い手ごたえの魚がヒット!
優しいヤリトリでゆっくり寄せてくる。
で、水面に浮いた瞬間、即効でキャッチ!
その瞬間、二人でその大きさに驚いた。
そう、一旦水面に頭を出せはその大きさがある程度わかるのですが、見えない状態だったの事と、魚が大暴れする事はなくスーっと浮いてきたので驚いたのです。
ちなみに、漁師の仕事をしていてわかった事ですが、80cmクラスのサイズも10〜20秒でキャッチできる事が良くあります。
そのコツは、魚に警戒心を与えないよう優しくストラクチャーから引き離し、はじめて水面で行なうエラアライを利用しタモでキャッチする方法です。
そう、シーバスがエラアライをしたいと思う気持ちを利用する方法なのです。
なので、ヤリトリの途中でエラアライをされそうになったらリールを逆回転させてラインを出し、再び水中に潜らせます。
で、船の真下に寄せ、多少強めに水面に引っ張り上げるとエラアライの行動を取りますので、このチャンスを生かしてキャッチします。
まあ、カッコいい事を文章で書いていますが、全ての魚で上手く行くはずはなく、一般的な取り込みのように、ヤリトリからキャッチまで3分近くかかる事もあります。
余談ですが、お客さまと一緒にキャストしていると、このキャッチ方法が上手く行かない事がわかりました。
その理由は二つあります。
一つは、ストラクチャーから引き離しやすい最良のキャストポイントでルアーをキャストするのがお客さまのため、私がキャストするタイミングでは、魚をストラクチャーから引き離せるギリギリのところとなります。
この為、ヒットした瞬間にかなり強引に魚を引っ張りストラクチャーから引き離す事となります。
強引に引っ張らなくても良いポイントなら問題はありませんが、ストラクチャーに回られて切られる危険性がある場所では、ラインの限界まで強引に引っ張ります。(私はリールのドラグを使用しません)
強引に引っ張ると、ヒットした瞬間にエラアライされてしまうので、優しいヤリトリでのキャッチ方法を実践する事ができなくなります。
この際、最初のエラアライでバラシが多く発生してしまいますので、お客さまからはヘボな船頭に思われているかもしれません。(~o~)b
二つ目は、タモが船ベリに準備できていないことです。
一人で仕事(漁)をしている時には、タモをスグに使用できる位置に置いておけるのですが、お客さまが乗船している時には足元に置くわけにはいかないので、常に邪魔にならない位置に置いてあります。
その関係から、ヒットした魚を取り込む際、タモを船べりに準備する3〜4秒の間の時間が必要となります。
この準備の際にリールを巻く行動がストップしてしまうので、この間にエラアライされたり、水中に向かって泳ぎだしたりし、最高のタイミングを逃してしまう事となります。
とゆうことで、一人で釣りをしている時と、お客さまと釣りをしている時とは、私の釣り方が変わります。
講釈はこれぐらいにして本題を!
偶然にも76cmが釣れたポイントではこの一匹だけで、それ以外の反応はなし。
で、移動!
次のポイントは不発!
更に次のポイントでは予定通り良い感じでバイトがあり、30〜40cmのセイコちゃんが釣れ続ける。
しかし、この日はキープサイズは出ず、全てリリースサイズとなった。
夜明けが近づいたが、このポイントではセイコちゃんのバイトがガンガンと続いていた。
しかし、沢山釣れるとセイコちゃんを釣るのに飽きてくる。
それに、幼児虐待で心が痛い。
で、大物を求めデイゲームのポイントへ移動する事にした。
ポイントAに到着。
前日攻めていないポイントなので良い感じで釣れる事を祈りキャストするが、釣れたのはセイコちゃんが数匹だけ。
その付近を丹念に攻めたがサイズUPする気配と、小さな群れが入っている気配がないので、前日釣れたポイントへ移動する事にした。
前日良い釣りをしたポイントBに到着。
予定していたポイントを攻めると予定通りヒットするがセイコちゃんのオンパレード!
まあ、前日もそうだったけど!
で、セイコちゃんは釣っても可愛そうなだけなので、細かい移動を繰り返す。
しかし、その横・そのまた横のポイントを攻めるがシ〜〜ンと静まり返ったままで反応がない。
「アレレ? こりゃヤバイかも!」
その不安が当たり、釣れないポイントばかりだった。
しかし、バイトがあるポイントもあり、その場所周辺を攻めキャッチ数を伸ばす。
魚のサイズは前日に比べると少し小さめで、 55〜59cmのサイズが多い。
それでも、ポツポツとルアーにバイトがあるので、二人とも気合は入りっぱなし!
だが、私もワタちゃんもバラシ・バラシでバラシまくる。
ついでに、ストラクチャーの横を通した時(ベスポジ通過)に、一度だけバイトのコンがあるが、なかなかフッキングしない現象が多く、その後、ルアーを追う行動は取らないので、アクションを色々と試しながらの釣りが続いた。
しかし、攻めているストラクチャーは小さな場所の為、魚は徐々に警戒しルアーへの反応が悪くなる。
で、このポイントを諦め移動する事にした。
そうそう、このポイントでキャッチした魚は18匹。
実際には、その5倍以上のバラシと、バイトのコンだけで終わってしまうアタリがあった。
二人共にバラシの王様となってしまったが、バラシが少なければ何匹釣れたのだろう?
いや〜、参った・参った!
次のポイントCに到着。
偶然にも私に一匹だけバイトがあり、キャッチした魚は74cm! (~o~)v
ガハハ・・・、ワタちゃん、魚を残して置いてくれてアリガトウゴザイマス!
しかし、このポイントではこの一匹だけであり、アタリが全くないので再び移動した。
次のポイントDは不発!
仕方ないので、魚の反応があったポイントに再び戻る事にしたが、一旦警戒した魚の反応は悪く、更なる移動を繰り返す事となる。
そうそう、この日は私にとっての初体験がありました。
それは、ワタちゃんがストラクチャー狙いでヒラスズキを釣った事です。
昔、千葉県の外房と伊豆半島で釣った事がありますが、東京湾内の奥の方で釣れるとは驚きでした。
こんな事もあるんだね〜。
次のポイントEに到着。
このポイントではポツリ・ポツリとバイトがあり55cm前後のサイズを2匹キャッチしたが
この場所でもバラシのオンパレード!
ついでに、70cmオーバーと思われるサイズが水面でバシャバシャと暴れた瞬間にハリ外れ!
ワタちゃん、ガックリと肩を落とす。
次のポイントでは放流サイズのセイコちゃんがルアーを追う姿がチラホラ見え、一時楽しい釣りとなりましたが、反応がある場所と全く反応がない場所とがあり、結局50cmぐらいのサイズを2匹釣っただけとなる。
次のポイントではノーバイト!。
終了時間となり沖上がりとなる。
まあ、この日はお互いにバラシの連荘でキャッチ数は少なかったが、ルアー・フィッシングの楽しさは満喫できました。
でも、バラシがなければ70cmUPはプラス3匹は間違いなかっただろうな〜。
ね、ワタちゃん! アハハ・・・
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