■4月3日(日)  
 エサ釣り 黒鯛  ふたちゃん そうちゃん

□黒鯛 = 7匹  最大 50cm×4匹
□アタリの数 : バラシ=10匹/その他のアタリ=2回

◆ふたちゃん = 5匹(50,50,50,45,44cm)
◆そうちゃん = 2匹(50,45cm)



□コメント
今年の初出船は、ボーズ覚悟での黒鯛狙いとなりました。
結果は上の写真のようにニコニコの釣果で終わり、楽しい釣りとなりました。

キャッチ以外の黒鯛のアタリもソコソコあり、
お客さん曰く、「夏場の状況が悪く釣れない時よりアタリが多かった!」との事。
確かにね〜。

毎年この時期の黒鯛狙いは行っておりませんでしたが、ノッコミの時期である4月に狙うのも楽しいと感じた一日でした。
チャンチャン♪


そうそう、今年から黒鯛のアタリの数についての記載方法を変更します。
今までは、バラシ・スッポヌケ・エサ潰され・ブッチン(ラインブレイク)を細かく記載していましたが、今年からは下記の方法で記載します。

・バラシとブッチンを一つにして、『バラシ』との表現で記載。
・スッポヌケとエサ潰されを一つにして、『その他のアタリ』と記載。
・尚、スッポヌケのアタリについては、従来通り、「黒鯛で間違いない」と判断した時のみ数字に含み、
黒鯛か根ガカリなのか判断できない場合はノーカウントにします。


ちなみに、今までお客さまの恥じとなるアタリの詳細を記載していた理由は、
 お客さまが自宅で当日の釣果を思い返すことで、バラシを減らすための工夫を考えたり、
  黒鯛特有の、アタリとは思えない繊細なアタリを確実に取るために行なう、
   「聞きアワセ」による行動をジャンジャン行なってもらいたかったです。

そう、乗船して頂いたお礼に、プロフェッショナルの黒鯛師に育てるカ添えをしたかったのです。
そして、一般の堤防で、『落とし込み名人』と呼ばれる釣り師になって欲しいとの気持ちからでした。


遊漁船の仕事を始めてからわかった事ですが、お客さまが体験する黒鯛のアタリの数は、
キャッチした黒鯛の数の2倍以上になるケースが殆どです。

私が一人で操船し釣り(漁)をしていた時にもバラシやスッポヌケがありましたが、これほどまで酷い数字ではありませんでした。

なので、お客さまがアタリを確実に取り、バラシを減らす為の工夫をする事により、キャッチ数がかなり増えるのです。
そう、プロフェッショナルの釣り師になれば、今までのキャッチ数が更に多くなるのです。

しかし、この記載方法を10年間続け得られた結論は、
私のように拘りを持つ方釣り師の方は一人もおりませんでした。
アハハ・・・

表現を変えると、私の黒鯛釣りにかける情熱と考え方が異常であり、
 バラシを減らす為に行なう異常と思われる行動や、
  仕掛けの投入から聞きアワセに至る行動まで、
   私のように情熱を燃やし釣りをされる方はおりませんでした。(~o~)

よって、私は病気的な黒鯛師だったのです。(~o~)

お客さまは何匹かの黒鯛が釣れれば良いのであって、
 私のように、1匹でも多くの黒鯛をキャッチしたいと、
  黒鯛狙いに命をかけるような方はいなかったとゆうことです。(~o~)b

まあ、私は黒鯛に恋をし、幸せになるはずの人生を捨てた男ですからね!
ハッハッハァ・・・


そうそう、私が日中、一般の堤防で落とし込み釣りで黒鯛を狙った際、
 その日、黒鯛をキャッチできずにボーズになる事は滅多にありませんでした。
  それゆえ、釣りに行けば1〜5匹の黒鯛をキャッチしていたのです。

当日黒鯛が釣れずボーズとなった黒鯛師は多かったので、恥ずかしながら名人と言われていました。

この仕事をはじめる際、高価な乗船料金を頂くからには、
一般の堤防では釣れないような数を釣らせなければならないと真剣に考えておりました。

そう、2,3匹の黒鯛は堤防でも釣れるので、高価な乗船料金を出して乗船する方はいないだろうと思っていました。
よって、出船したからには最低でも5匹以上は釣って頂かなければならないと考えていたのです。

以上の理由から、
お客さまを、沢山の黒鯛をキャッチするプロフェッショナルな釣り師に育てようと努力してきました。
が、今年からはお客さまの恥じは記載せず、極普通の釣果情報にする事としました。

もちろん、どこかの釣り船のように、
 ウソや偽りを記載しする事や、
  お客さまを集客する為に使用する、ウキウキさせる奇抜な表現を使うことは、
   今まで通り行ないませんのご安心ください。